こんにちは!歯科衛生士の小川です。
歯科衛生士として患者様の健康をお守りする上で【栄養】についても学ぶことは非常に大切だと再認識しております。
今回は、皆様にも是非知っていただきたいと思い栄養についてお伝えする機会をいただきました。
【現代の食生活について】
日本は現在、世界最長寿国であり、その最大な理由は食生活にあると言われています。
良い食習慣と言われている特徴
・米、大豆、魚などを主食や主菜としていること
・エネルギー摂取量を大きく増加させず、肉や卵などの良質タンパク質の摂取量が多いこと
・海藻、緑黄色野菜、根菜類などを常食していること
【食生活を見直そう】
癌、心臓病、脳血管障害をはじめ高血圧症や、糖尿病などは不適切な食物摂取が関係しています。
①食生活の欧米化(脂肪摂取量、脂肪エネルギー摂取量の過度の増加)
②食の簡便化(必要な栄養成分のアンバランスな摂取と不足、急いで食べるなど)
③精製、精白食品の増加(必要な栄養をバランスよく摂取しにくい、咀嚼力低下など)
④調理済み食品や加工食品の増加
⑤外食の増加、習慣化
⑥欠食の増加
⑦不規則な食事時刻、遅い夕食(朝食の食欲低下、生活リズムの乱れなど)
上記の項目に当てはまる方は是非、食生活を見直していただければと思います。
健康で豊かな食生活の実現のために厚生労働省と農林水産省によって決定された
「食事バランスガイド」もぜひ活用しながら、日々の食事を見直してみましょう!
【よく噛みましょう】
咀嚼力は高齢になるにつれ弱くなっていきます。
しかし、日頃から食生活を意識(栄養バランス、咀嚼が必要な物を食べるなど)すれば、疾病予防にも繋がります!
また咀嚼力が低下すると唾液の分泌が減ってしまいます。
唾液の分泌が減ると、口腔乾燥や虫歯にも繋がってしまいます。
【栄養の役割】
①エネルギーになる栄養素:糖質、タンパク質、脂質
②体の構成成分になる栄養素:タンパク質、脂質、無機質、水
③体の機能を調整する栄養素:タンパク質、脂質、糖質、ビタミン、無機質、水
すべての栄養素は、相互に助けあってその役割を果たしています!
特に全ての役割を担うタンパク質はとても重要です。
タンパク質は筋肉、骨、臓器、血液などの構成成分および酵素などとして体の機能を調節する働きがあります。
骨形成にはカルシウムおよびリン、タンパク質が重要です!これらは歯の基質ともなります。
タンパク質を多く含む食材は、肉類・魚介類・乳および乳製品、大豆製品です。
しかし、タンパク質の過剰摂取および不足は身体に影響を及ぼしますので他の栄養素とバランスよくとりましょう!
食生活に気をつけて歯も身体も頑丈にし、健康な身体で過ごしましょう!!
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文章作成:歯科衛生士 小川